お知らせ

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2021.05.16

【Kazukoのつぶやき】Kazuko英語村 2020年度の振り返りと2021年度AI元年の抱負

皆さんこんにちは。Kazuko英語村 村長の酒井和子です。

今年の4月12日にホームページをリニューアルし、「お知らせ」ページにてKazuko英語村からのお知らせやキャンペーン情報などを発信していますが、「皆さんにKazuko英語村のことをもっと知ってもらいたい!」という想いから、不定期ではありますが「Kazukoのつぶやき」と題したブログも投稿していくことにしました。ぜひ今後もお時間のあるときに読んでいただけると嬉しいです。

「Kazukoのつぶやき」第1回は、新型コロナウイルスの感染拡大で様々な試みを繰り返した2020年度の振り返りと、2021年度の抱負について書いてみようと思います。


「みんなの学びを止めない」ために試行錯誤した2020年前半

昨年の新型コロナウイルス感染拡大からの1年で、Kazuko英語村での学びは大きく変化しました。この1年は、生徒のみんなと会えない、対面レッスンができなくなるかもしれないという状況のなか、「生徒のみんなの学びを止めないようにするためには一体何ができるのか」を必死で考え、色々なアイデアを試してきた1年でした。

教育業界のサポートを受けながら、まず導入したのが英語音読指導アプリ「RepeaTalk」です。アプリを利用して録音した音読を提出できるRepeaTalkは、言わば「どこでもプライベート音読レッスン」。一人一人に教室で直接指導するだけではなく、自宅での音読にもコメント・指導することが可能になりました。

次に導入したのが英語多聴・多読サービス「eステ」です。コロナ禍でKazuko英語村図書館の絵本を貸し借りできない状況下も、eステ電子図書館を利用すれば1600冊を超える絵本が読み放題。このなかには授業の課題図書も入っていて、読み聞かせ動画はLINEで提出してもらうようにしました。

英語以外の教科についても、教室にいるのと変わらないレッスンを自宅でも受けてもらうため、映像授業を導入しました。専用教材「基本のキ」を使用し、初めの頃はLINEでレッスンを行っていましたが、現在はZoomでレッスンを行っています。

新型コロナウイルスの感染拡大に右往左往しながらの3月、4月、5月でしたが、親御さんのご理解を頂き、様々なサービスの導入や工夫で非常時も学びを止めないKazuko英語村を実現できました。


「最先端の学習」をいち早く取り入れた2020年後半

コロナ禍における新しいカタチの学習にも慣れてきた頃、世の中では少しずつ「AI学習」が話題になっていました。これまで当たり前とされてきた「理解度の異なる生徒たちが集団で同じ授業を受ける」方法から、「PCやタブレットなどを使って・一人一人に最適な学習を・AIと先生がタッグを組んで提供する」ことができるようになってきているというのです。コロナ禍で生活が大きく変わっていく流れのなか、「今までの教育の当たり前」も大きく変化しようとしていました。

Kazuko英語村では、そんな世の中の変化にいち早く対応し、昨年12月からAI学習トップレベルの無学年学習システム「すらら」を導入しています。

みんな一生懸命勉強はしていて、ノートもしっかり取ってある。なのになかなか点数に結びつかない子もいる。一人一人、じっくり間違えた所を探ってみると、弱点は次第にはっきりしてくるけれど、そこからきちんと復習するように見ていてあげないと、間違えた問題だけを何回か繰り返すだけで次に繋がらない。本当は生徒一人一人の復習までをきめ細かく見てあげたいけれど、その作業は私一人ではとても時間が足りない。塾の予算もあるなかで、先生を何人頼めばみんなの弱点解決が出来るのか・・・そんな悩みを抱えているなかで話題になっていたのがAI先生でした。

AI学習の最大の強みは、つまずきの根本原因を解消し、今までの何倍もの効率で力をつけられることです。日々の学習状況から、生徒の理解度や自分でも気づいていない弱点、ミスの傾向などをAIが徹底分析。単元や学年を超えて弱い部分を特定し、得点アップに直結する学習だけを抽出して、
①「なにを」
②「どのように」
③「どのくらいの量」
やればよいか、「自分だけのカリキュラム」を作成することで具体的にナビゲートしてくれます。

効率の出ない学習を、AIの力でなくしていく。だから確実に、最短距離で成績が上がる!!!私にとって正に日頃から望んで止まなかった頼れる先生!!!

この先生と私がタッグを組めばもう怖い物なしです。しかし導入するには高い高い壁が待っていました。システム使用料予算(必要経費)です。

本当は生徒のみんなに何も考えずに好きなだけAI先生を利用してもらいたいのですが、AI先生のシステム使用料はKazuko英語村だけで賄える金額ではありませんでした。。。

親御さんへの一部費用負担をお願いしない限りこのAI先生をKazuko英語村に迎える事は不可能、大変心苦しいお願いとなりましたが、そこは何とやはりKazuko英語村の仲間達(生徒、保護者の皆さん)。そんなに良い物であれば負担やむなしとご了解が頂けたのです!!!本当に皆さんのご理解には頭が下がります。

そして、3月。待ちに待った「atama+」さんから導入可能になったとの知らせがあり、Kazuko英語村のAI教育は「すらら」「atama+」の2つを使い分けながら進めることになりました。

英語4技能5領域(「聞く」「話す(やり取り)」「話す(発表)」「読む」「書く」)の達成に向けては、良い教師、教材、カリキュラムに加え、「RepeaTalk」「 eステ」の活用により、確かな目に見える力の蓄積と効率の良い学習(短時間に習得、活用)が必要です。そのうえで、すらら、atama+の2人のAI先生の力を借りることで、将来の夢の実現に向けて一人一人がそれぞれのレベルで学びを楽しく進め、力を付ける体制を整えることができました。この体制のもと、2021年は「新生Kazuko英語村」の「AI元年」として始動開始することにしました。


「自立型学習者」を育てる2021年は「Kazuko英語村AI元年」に

これからの私の役割は生徒たちが様々な学習システムやAI先生を宝の持ち腐れとせず、活用出来るように
「学び方を教え、意欲を引き出す」
こと。

そして生徒たちを、
「自分でわかった!」「自分で気づいた!」「自分でできる!」
自立型学習者へと育てる事です。

この1年、良い結果を出すにはお子さん、親御さん、Kazuko、そしてAI先生達の連携プレー(4人3脚!?)が必須です。

分からない事は聞いて頂き、連絡を密に(3密には入りません😅)取り合っていければと思っています。

どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。

田舎に暮らしていても一流、最先端の教育を受け、世界へ羽ばたいて行く姿を想像して。